インプラント 院長コラム

インプラントの寿命がきたらどうするの?再手術や保証について

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盛岡市のマモインプラントクリニック 理事長の高橋衛です。

インプラントは他の義歯と比較して長期間使用できることがメリットですが、半永久的に使えるとは限りません。
年齢と共に変化する歯・骨の状況や口腔環境に合わせて、作り替えが必要なこともあります。

今回は、インプラントの寿命がきたときについて解説します。
再手術や保証など長期間使用するうえで気になることを紹介するので、参考にしてみてください。

患者さんの口の中をチェックする理事長高橋衛

インプラントの寿命は20年程度

インプラントの寿命は、一般的に20年程度とされています。

入れ歯の寿命が4~5年、ブリッジの寿命が6~7年といわれているので、「インプラントは長持ちする」方でしょう。
インプラントは自然の歯に近い審美性もあり、すぐに見た目が劣化してしまうということはありません。

ただし、メンテナンスの方法・頻度によって寿命は変わります。
定期的に歯科医院でクリーニングを受けつつホームメンテナンスも万全にしておけば、20年以上使えることもあります。

反対に、日々のメンテナンスを怠ってしまうと20年以下でも状態が悪くなってしまうケースがあるので、注意が必要です。

インプラントの寿命がきたら

インプラントの寿命がきたら、そのときのインプラントの状態に合わせて作り替えます
とはいえ、全ての症例に対していちから作り替えるとは限りません。

被せ物として使用する義歯部分の摩耗が気になる場合、義歯の作り替えだけで済むこともあります。
また、顎や頬の骨に埋め込んだインプラント体と義歯部分をつなぐネジに問題がある場合、ネジ部分であるアバットメントの交換だけで済みます。

一方で、インプラント周囲炎が進行したり歯周病が重度になっていたりする場合、歯周組織にダメージが加わっている可能性が高いのでインプラント体の交換(再手術)が必要です。

インプラント周囲炎や歯周病など急ぎの場合を除き、インプラントの作り替え時期は柔軟に相談できます。
「そろそろ交換した方がいいかもしれない」と歯科医師から提案があったり、おおよその寿命に合わせて相談したりするのが一般的です。

インプラントに保証期間はあるの?

疑問を抱える女性

インプラントの保証期間は、使用するインプラントのメーカーにより異なります。

「埋入から〇年」と保証期間が決められている場合、その期間内の作り替えであれば保証が適用されます。

また、サポート体制が万全なメーカーであれば、パーツが手に入らなくなる心配もありません。

歯科医院ではメーカー保証以外に独自の保証制度を設けている場合もあるので、ぜひ相談してみましょう。

東北の玄関口である盛岡駅すぐのマモインプラントクリニックでは、サポート体制が充実しているインプラントメーカー「ノーベルバイオケア社」の製品を使用しています。

常に最新システムの開発や新商品リリースを手掛けている世界的にも有名なインプラントメーカーであり、当院以外にも採用している歯科医院が増えています。

顎の骨が少ない難症例の方にも対応できる製品や、AIを使用したシミュレーションソフトとの連携も充実しており、信頼度の高いメーカーをお探しの方におすすめです。

まとめ

インプラントは長く使うものだからこそ、保証やサポートを重視することが大切です。

世界的に有名かつ評判の良いインプラントメーカーを採用している歯科医院を選んだり、保証やサポートの有無をあらかじめ聞いたりするのがおすすめです。

また、一見同じに見える保証でも適用範囲が異なるケースがあります。
保証される範囲と保証されない範囲を比較し、適用開始時期や限度額(免責金額)も含めて比較・検討すると分かりやすくなります。

当院では、インプラント長期使用を前提にしたメンテナンスのプランニングも承っております。
使用中のインプラントメーカーや保証制度についても詳しくお伝えするので、インプラントに関するお悩みがある方はお気軽にご相談ください

ご相談は【こちら】からどうぞ!

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