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インプラント治療のリスクとは?あらかじめ知っておきたい3つのポイント

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こんにちは!

岩手県盛岡市のマモインプラントクリニックマリオスの理事長、高橋衛です。

インプラントはメリットの多さに注目が集まる治療法ですが、リスクやデメリットがゼロなわけではありません。自分に合った治療法を見つけていくためにも、今回はインプラント治療のリスクについて解説します。

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インプラント治療前に知っておきたいポイント

インプラント治療前にリスクやデメリットを理解しておくことは、適切な処置・対策に繋がります。まずは事前に知っておきたいポイントを押さえましょう。

インプラント周囲炎のリスク

メンテナンス不足やブラッシングの行き届かなさが原因で、インプラント周囲炎に罹患してしまうケースがあります。

インプラント周囲炎は、インプラントの周辺に汚れや食べカスが付着しつづけることで起きる炎症のことです。歯ぐきからの出血・痛み・腫れ・膿が主な症状として知られていますが、初期段階では自覚症状がないケースも多く、気づいた頃には重症化してしまうこともあります。

手術が終わった段階で安心しきらず、定期的な通院を経て健康観察してもらいましょう。

金属アレルギーのリスク

インプラントには、金属が使われていることがあります。イオン溶出が少なくアレルギーを起こしにくいチタンなどを使うのが一般的ではありますが、敏感な人や過去アレルギー症状に悩まされた経験がある人が不安を抱くこともあるでしょう。


アレルギーがあることが分かっている方はあらかじめ医師に伝えましょう。また治療前にどの金属にアレルギーがあるかどうか皮膚科等で検査をしてもらった上で、アレルギーを起こさない金属を使用してインプラント治療をおこないます。ただチタンアレルギーがある方は、インプラント治療はおこなえませんのでその点ご了承ください。

持病がある人のリスク

骨粗鬆症の人がインプラントを埋め込んでも、インプラントと骨がうまく結合せず、根付かないことがあります。また、血糖値の高い糖尿病の人がインプラント手術をおこない、思うように回復せず、歯周病菌に感染してしまうこともあります。

まずは自分の持病をリストアップし、診察の際に正確に歯科医師へ伝えましょう。骨粗鬆症や糖尿病に罹っていても、かかりつけ医と連携することで手術できる場合もあります。

インプラント治療のメリット

反対に、インプラント治療のメリットについても理解しておきましょう。

健康な歯に負担をかけない

入れ歯やブリッジと異なり、インプラントは隣の歯に留め具をつけたり削ったりする必要がありません。

歯がない場所に直接インプラントを埋め込むため、健康な歯に影響を及ぼすことなく治療できます。

あごの骨が痩せるのを防ぐ

歯がないまま放置することで、あごの骨が痩せたり隣の骨が傾いたり、マイナスの影響が出ることがあります。


インプラントは、歯の表面に義歯を被せるだけの入れ歯やブリッジと異なり、あごの骨自体に埋め込みながら治療していく方法です。そのため、あごの骨が痩せるのを防ぎ、骨の変形や見た目の美しさも保つことが可能です。

食べ物をしっかり噛みやすい

自分の歯と同じように食べ物を噛み、咀嚼しやすいのもインプラントのメリットです。


食事を楽しく美味しく味わえるため食が細くなりにくく、固いものも問題なく噛めるため栄養バランスも最適化しやすくなります。また、噛むことで口周りの筋肉をつけたり、脳の活性化を促進して認知症対策をしたりすることもできるのです。

歯だけでなく体全体の健康寿命を延ばすという点でも、インプラント治療がおすすめです。

まとめ

インプラントは、正しい理解のもとで使用すれば決して悪いものではありません。持病やアレルギーを伝え、手術後も定期的な通院をして健康観察やメンテナンスをしていけば、周囲炎のリスクも減らせるでしょう。

また、歯を補う方法は入れ歯やブリッジ、差し歯もありますが、骨が痩せることを防ぐためにもインプラント治療は最適でメリットとなります。

メリットをしっかり受けられるようにするためにも、心配ごとや不安なポイントがあれば事前に医師に相談し、懸念点を払拭しながら治療に踏み切りましょう!

当医院は、盛岡駅より徒歩1分の好立地となりアクセスのしやすさから、二戸市や花巻市、北上市、宮古市、釜石市など岩手県全域から通院していただいております。

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