歯のお手入れ

コーヒーが好きな方は必見!コーヒーによる歯の着色と改善方法

投稿日:2019年11月21日 更新日:

こんにちは!
岩手県盛岡市のマモインプラントクリニックマリオスの理事長高橋衛です。

コーヒー好きの方の中には、毎日コーヒーの味を楽しんでいるけれど、「なんとなく歯が黄ばんで見える…」「歯が茶色く汚れている…」など、コーヒーによる歯の着色が気になっているという人は多いのではないでしょうか?

実際に、現在この記事をご覧になっている方の中には、インターネットで「コーヒー 歯 黄ばみ」「コーヒー 歯の着色」などと検索し、ここにたどり着いたという人も多いと思います。昔から、いくつかの飲料に関しては、頻繁に飲んでいると、歯に着色が起こるものがあるなどと言われていますが、コーヒーなどの趣向品であれば、「わかっていてもやめられない…」というのが実情でしょう。

そこで今回は、コーヒーを飲むことによって起こる歯の着色の原因や、どのようにして対策や改善していけば良いのかについてご紹介します。コーヒー好きの方には必見の内容となりますので、ぜひ最後までご覧ください。

コーヒーで歯が黄ばむのはなぜ?

それではまず、コーヒーを飲むと「なぜ歯に着色が起こるのか?」という点からご紹介していきましょう。コーヒーという飲み物には、カフェインとポリフェノールという成分が含まれているのですが、コーヒーを飲んだ後に、歯が黄ばんで見えてしまう…という着色の原因はポリフェノールです。

こう聞くと、ポリフェノールが含まれているコーヒーを飲まなければ良いのだと、「紅茶を飲むようにしよう」と考える人もいるかもしれませんが、実は緑茶や紅茶、烏龍茶などのカテキン類にもポリフェノールがたっぷり含まれていますので、コーヒーと同じく歯が黄ばんでしまうリスクがあるのです。ちなみ、ワインやココアなどにも含まれています。

着色のメカニズム

ここまで見ると、仕事中や休憩中など、普段の生活で日本人の多くが口にする飲料には、歯に着色が起こる成分が含まれているのがわかります。こうなってくると「飲み物を変える…」という方法では、歯の着色を防ぐ現実的な方法とは言えませんので、まずは、「なぜ着色が起こるのか?」というメカニズムを知っておくべきでしょう。

そもそも人間の歯の構造は、内側から「歯髄」「象牙質」「エナメル質」の3段構造となっています。そして、最も外側になるエナメル質の表面には、唾液に含まれる成分でできている『ペリクル(獲得被膜)』という無色透明の薄い膜でおおわれています。このペリクルは、歯のエナメル質を保護する目的を持っているのですが、それ以外にも歯の再石灰化を促す働きも持っています。

ペリクルは、とても重要な役割がある一方、飲食物に含まれる色素や細菌と非常に結びつきやすいという特徴を持っており、それらを歯の表面に強力にくっつけてしまうのです。コーヒーなどの場合、コーヒーに含まれるポリフェノールと、歯を覆っているペリクルが強力に結びついて、ステインになってしまうのが「歯が黄ばんで見える…」という原因です。

歯の着色を予防するには?

それでは、コーヒーなどによって起こる『歯の着色』を予防するためのポイントをいくつかご紹介しておきましょう。上述したように、皆さんが普段口にする飲料の多くは、歯の着色を引き起こすリスクを持っていますので、完全な対策をしようと思えば「何も飲まない…」になってしまいますので、非現実的です。さらに、コーヒー好きの方が趣向品であるコーヒー自体を禁止してしまうと、ストレスがたまってしまい、他の問題に発展しかねません。
そこで、ここでは誰もが簡単にできる歯の着色予防をいくつかご紹介しておきます。

  • ストローを使って飲む
    飲料を口に含むとき、歯に飲料が触れている時間が長いほど着色のリスクが高くなります。したがって、ストローなどを利用して飲み物が直接歯に触れないようにするという手法になります。ホットコーヒーなどは難しいですが、アイスコーヒーなどを飲むときには有効な手法です。
  • 口を水で濯ぐ
    コーヒーなどを飲んだ後には、すぐに歯を磨くというのが最も良いのですが、出先などでは難しいでしょう。したがって、その代わりに水で口を濯ぐのが効果的です。ポリフェノールがステイン化する前に、水で洗い流すことで着色を防ぎます。
  • 力強く歯磨きをするのはやめる
    歯磨きをするときには、硬い歯ブラシでゴシゴシ力強く磨く人がいます。これは、歯の表面を傷つけてしまうことになり、傷に汚れなどが溜まりやすくなってしまい着色の原因になります。毛先の柔らかい歯ブラシを使って優しく磨くようにしましょう。

歯の黄ばみを無くすには?

ここまでは、コーヒーを飲むことで歯に着色が起こってしまうメカニズムや、着色させないための対策についてご紹介しました。しかし、この記事をご覧になっている方の中には、既に黄ばんでしまった歯を何とか元に戻せないか…と考えている人も多いでしょうし、着色汚れの改善対策についてもご紹介しておきます。ここでは、自分で簡単にできる改善方法と、歯科医院で行う本格的な改善方法をご紹介しておきます。

自分で出来る着色汚れの改善方法

まずは、自分でできる着色汚れの改善方法からです。本来は、歯科医院に足を運び、専門家に見てもらうことをオススメしますが、「忙しくてなかなか歯科医院に足を運べない…」という方もいるでしょうし、いくつか簡易的な改善方法をご紹介しておきます。

  • 美白用歯磨き粉を使う
    最近では、歯の表面についた汚れを落とす研磨剤やステインを浮き上がらせる成分が含まれた美白用歯磨き粉なるものが販売されています。こういった物を利用すれば、一時的に着色を落とすことも可能です。しかし、研磨剤が含まれた歯磨き粉は、歯の表面に傷がついてしまい、それを原因に再度着色が起こってしまう可能性が高いです。こういった歯磨き粉は、歯科医院でクリーニングしてもらった後に、キレイな歯を維持するために使うというのがオススメです。
  • ホームホワイトニングを使う
    ホームホワイトニングとは、歯科医院で自分専用のマウスピースを作成し、歯を白くするための薬剤を入れて自宅でホワイトニングができるものです。メリットとしては、ホワイトニングのために何度も歯科医院に足を運ばなくても良いということや、自分の空き時間でホワイトニングができるという手軽さです。ただし、効果がでるまでに少し時間がかかるのがデメリットと言われています。

歯科医院に行けば着色を落としてもらえる

歯の汚れを落とすには、前述したような方法で自分で行うことも可能です。しかし、多くの場合、歯の表面を傷つけてしまい、さらに汚れが付着しやすくなるなど、専門家からするとあまりオススメすることはできません。歯の着色汚れがどうしても気になる…といった場合には、まず歯科医院に足を運び、歯の状態を診断してもらうことからスタートするのが最もオススメです。
歯科医院であれば、以下のような施術を受けることが可能です。

  • クリーニングしてもらえる
    コーヒーなどの飲料によって歯が黄ばんでしまった…などと言った場合、個人で改善しようと思えば、さまざまなリスクがありますし、何より時間がかかります。歯科医院によるクリーニングの場合、歯の表面だけであれば、1回で綺麗に汚れを落とすことが可能です。自分でやるよりも費用は掛かってしまいますが、どうしても気になる…という方は歯科医院によるクリーニングがオススメです。
  • 子供の歯の汚れも落とせる
    子供であっても、歯の着色汚れは残ります。まだ年齢が低い子供であれば、無理に汚れを落とさなくても良いのでしょうが、小さな子供のうちから歯医者に慣れさせるため、歯医者を利用する人も増えています。
  • タバコのヤニ汚れも落とせる
    コーヒーなどの飲料ではありませんが、タバコを吸われる方であれば、歯に付着するヤニ汚れを気にする人が多いことでしょう。ヤニ汚れは、非常に強力に歯にこびりついているため、そう簡単に落とすことができません。しかし、歯科医院であれば、超音波振動などを利用してヤニ汚れを落とすことも可能です。
  • 詰め物の着色も落とせる前歯などにプラスチックの詰め物をしている場合、通常の歯よりも着色汚れがひどくなる場合があります。こういった汚れも歯科医院で研磨することにより綺麗にすることができるのです。

まとめ

今回は、コーヒーなどを飲むことによって、「なんとなく歯が黄ばんで見える…」「歯が茶色く汚れている…」という、歯の着色汚れにスポットを当ててみました。歯の着色汚れがひどくなってしまった場合には、それを見た人に「だらしない…」などの印象を与えることもありますので、出来る限り着色汚れは無くしておきたいと考えるものでしょう。

しかし、本稿でご紹介したように、普段私たちが口にする多くの飲み物は、歯の着色汚れを引き起こす成分が含まれているのです。したがって、普通に生活しているだけで、いつの間にか歯が黄ばんでしまう…なんてリスクはほとんどの方にあると言えるでしょう。こういった着色汚れに関しては、自分で改善する方法もいくつかあると言われますが、最も良い方法は、3~6ヶ月に1回程度でも良いので、定期的に歯医者さんに通い、歯の状態のチェックやクリーニングを行ってもらうのがオススメです。
そうすることで、その他の歯の問題を早期に発見することができますので、いつまでも自分の歯で食事を楽しむことができるようになるはずです。日本国内では、まだまだ浸透していませんが、ぜひ『予防歯科』という考え方を持って口内の問題に立ち向かいましょう!

参考記事:10年後の健康な歯のためにできること。予防歯科の基礎知識をご紹介します

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