予防歯科 歯のお手入れ

歯ブラシだけでは不十分。健康な歯を保つためにやるべきこと

投稿日:2019年6月21日 更新日:

こんにちは!
岩手県盛岡市のマモインプラントクリニックマリオスの理事長高橋衛です。

子供のころは、定期的に、学校で歯の検診が行われますが、大人になってから、はなかなかその用な機会は無いので、何かトラブルが起こらない限り検診を受ける機会はないとおもいます。

この記事をご覧になっている皆さまも、定期的に歯医者さんに行って検診を受けているという方はほとんどおられないのではないでしょうか。

おとなになると、虫歯になった際も、痛みが出てきてやっと歯医者に行くというケースが多いと思いますが、
しかし、実は大人の虫歯は『痛みにくい』という特徴があります。
そのため、『ズキズキと痛みだしたときには手遅れ』ということもあります。

健診を受ける機会も少ないおとなだからこそ、日頃のケアで長く健康でいられる歯を目指しましょう。

歯ブラシで落とせる汚れは約6割!

『わたしは毎食後きちんと歯磨きをしているから大丈夫』と思っていませんか?
実は、正しく歯磨きを行っても、歯磨きで落とせる汚れは約6割りだけだと言われています。
きちんと歯磨きをしても、4割もの汚れが残ったままになっているのです。

そこで、歯磨きにくわえて、歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)を使用することで、大きく汚れの除去率を上げることができます。

ちなみに、歯垢(しこう)というのは食べかすの事と思われている方もおられると思いますが、
歯垢は細菌です。
食べかすの中で細菌が繁殖して、約8時間で歯垢になります。
細菌では、歯垢のことを「プラーク」や「バイオフィルム」と呼ぶこともあります。

この歯垢は、2日ほどで「歯石」に変わってしまうと言われています。
歯垢や歯石は、歯ブラシでは届きにくい歯と歯茎の境目や、歯と歯の間に発生しやすく、
歯石になってしまうと、文字通り石のように硬いため、歯ブラシでは取り除くことはできません。
そのため、歯医者に行って取り除いてもらう必要があります。

歯石にならないように、歯垢のうちに取り除く、または歯垢になる前に食べかす等の汚れをきれいに除去するということが大切になります。

デンタルフロス 糸ようじ

「糸ようじ」というのはみなさんも聞いたとこがあると思いますが、デンタルフロスに取っ手(ホルダー)がついたものが「糸ようじ」です。

デンタルフロスや糸ようじの役割は最も歯垢や汚れが溜まりやすい『歯と歯の間』の汚れや歯垢を取り除くことです。

前項の画像では、
歯磨き+デンタルフロスでの歯垢の除去率は79%
歯磨き+歯間ブラシでの歯垢の除去率は84.6%
となっていましたので、『歯間ブラシのほうがいいんじゃないの?』と思われたかもしれませんが、
デンタルフロスや糸ようじは、歯間ブラシも入らない歯と歯の狭い隙間の歯垢を除去するのに向いています。

デンタルフロスは糸巻きタイプや、糸ようじのように取っ手(ホルダー)のついたものなどがあり、
ドラックストアやコンビニ等で販売されています。
価格はおおよそ300円~1,000円ほどです。

はじめての方は取っ手のついた糸ようじのほうが使いやすいかもしれません。
糸ようじには、
Y字型のタイプと、T字型のタイプが有り、T字型の方は奥歯の歯間部の汚れを取るのに便利です。

デンタルフロスの使い方

デンタルフロスは、歯磨きをした後に使います。
糸巻きタイプの使い方としては、まず、糸を40cmほどを引き出して、カットします。

次に、糸の部分を10cm~15cmほど残して、残りの糸は両手の中指などに数回巻き付けます。

後は糸ようじと同じで、糸の部分で歯の側面をこするようにして、上下に動かします。
糸についた汚れは、そのつど、水で洗い流すか、拭き取るようにしてください。

歯と歯の間に糸を通す際、力任せに押してしまうと歯ぐきを傷つける恐れがあるので、
ゆっくりと横に動かしながら通すようにすると良いと思います。

また、デンタルフロスは使い捨てですので、一度使ったら捨てるようにしてください。

歯間ブラシ

歯間ブラシは、針金に歯ブラシのようなナイロンの毛を付けたものや、ゴム製のものがあります。
デンタルフロスに比べて、歯と歯の間が広い部分に適しています。

こちらも300円ほどから販売されています。

歯間ブラシには、I字型とF字型ものがあり、こちらに関しては、F字型のものが奥歯の歯間部の汚れを取るのに適しています。

また、毛先もナイロンタイプと、ゴムのタイプがあります。
汚れを取る意味では、多くのブラシでより多くの汚れを取れるナイロンタイプのほうがおすすめですが、痛みや違和感がある場合は、柔らかいゴムタイプがおすすめです。

また、SSSサイズ~Lサイズまで、いくつかのサイズがありますので、最初は小さいサイズで試してみたほうがいいかもしれません。

歯間ブラシの使い方

歯間ブラシは、歯磨きの後に使います。
歯と歯の間にブラシを入れて、歯に対して前後の方向に数回動かしてください。

ブラシの部分を回したりすると、毛が抜けて歯と歯の間に挟まったり、ワイヤーの強度が弱くなることがありますので、歯に対して前後の方向に動かすようにしてください。

また、歯間ブラシは多くのものが再利用出来ます。
歯の清掃が終わったらきれいに洗い、風通しの良い場所でしっかりと乾かすようにしてください。
金属が露出したものを使ってしまうと、歯や歯茎を傷つけることがありますので、
毛先が乱れてきたり短くなってきたらこまめに交換してください。
※ものによっては、使い捨てのものありますので、ご購入時に確認してください。

まとめ

歯ブラシと合わせて、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、約85%の歯垢を取り除くことが出来ます。
これらは高橋衛歯科医院で取扱販売をしておりますコンビニやドラックストアなどでカンタンに手に入るものですので、こういったものを上手に使い、きれいで健康な歯を保ちましょう。

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