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インプラント手術後は、運動・飲酒・入浴に制限がある?

投稿日:2022年1月14日 更新日:

盛岡市のマモインプラントクリニック 理事長の高橋衛です。

インプラント手術は、短時間かつ日帰りでできる手術であるため、一般的にイメージするより生活の制限がないと考える人も少なくありません。
しかし、痛みや炎症の程度が軽くても、なるべく安静に努めて体と歯に負担のかからない生活をするのがよいでしょう。

今回は、インプラント手術後の制限について紹介します。
実際に手術した方には改めてお伝えしますが、あらかじめ知っておくことで治療のイメージが固まるため、ぜひ目を通してみてください。

理事長高橋衛

食事の制限


インプラント手術後の食事は、堅いものを避け、柔らかいものから始めます。
うどん・雑炊・お粥・お茶漬けなど、するっと食べられるものがよいでしょう。反対に、せんべい・ジャーキー・するめなど、強く噛まなければいけないものは避けてください。
また、熱いものはしっかり冷ましてから口にしたり、辛味や刺激の強い香辛料を避けたり、歯や口への刺激が少なくなるよう工夫しましょう。

運動の制限


スポーツなど全身運動はなるべく1週間程度避け、軽いジョギングやウォーキングも2~3日は控えましょう。
インプラント手術後しばらくは自宅でできる軽いストレッチ程度までに留め、無理に体を動かさないよう注意してください。
なぜなら、血の巡りがよくなることで腫れや炎症が強くなったり、手術の傷が治りづらくなったりする可能性があるからです。
再度出血する恐れもあるため、まずはゆっくり安静に過ごしましょう。

入浴の制限


インプラント手術後1~2日はシャワーのみで済ませ、体を温めすぎないようにしてください。
入浴を避け、なるべく短時間であがるようにしましょう。
運動と同じく、血の巡りがよくなりすぎてしまうことでさまざまなトラブルが生じやすくなります。
また、特に高齢の方はのぼせて転倒するなど怪我やインプラントへのダメージにつながるリスクもあがるため、しばらくは汗と汚れを落とす程度に留めるのが理想です。

飲酒の制限


飲酒は、1週間程度控えるのが理想です。
同じく腫れや炎症の原因になりやすく、ビールやソーダ割などに含まれる炭酸成分が歯にダメージを与えてしまう可能性があります。
また、問題なくインプラント体と歯が結合して飲酒を再開するときも、少量から始めるとよいでしょう。
痛み止めや炎症を抑える薬が処方されている場合は特に、アルコールとの同時摂取は禁物です。

喫煙の制限


タバコに含まれるニコチンやタールなどの成分には、免疫力を弱くする効果があります。
インプラント体と骨の結合を阻害するだけでなく、細菌感染に弱くなってしまう恐れがあるため、しばらく禁煙するのがおすすめです。
また、喫煙によって唾液が減ると、汚れを防止する自浄作用が少なくなってインプラント周囲炎にかかるリスクも上がります。
歯肉に行き渡る酸素も減ってしまうなどデメリットが多く、特に注意しておきましょう。
今後も歯の健康のため、減煙・禁煙することをおすすめします。

術後は定期的な経過観察を!


上記のような生活習慣に十分配慮していても、術後の経過観察は必須です。
結合状態をチェックしたり、ぐらつきがないか確認したりするため、毎回欠かさず受診しておきましょう。
万が一ぐらつきやインプラント周囲炎がある場合、早期発見・早期治療が肝となります。
治療前に全体のスケジュールを確認し、無理なく通えるよう調整しておくことが大切なのです。

まとめ


インプラント手術後は、歯と体に大きな負担がかからないよう、なるべく安静に過ごす必要があります。
とはいえ、1週間程度で制限の多くが外れるため、生活に大きな支障が出ることはないでしょう。
あらかじめ制限項目や手術後のメンテナンススケジュールを教えてくれる歯科医院であれば、ギャップの少ない治療が可能です。
気になることや不安なことはなんでも相談できる歯科医院を見つけ、トラブルのないインプラント治療をかなえていきましょう。
マモインプラントクリニックマリオスは多くの手術実績をほこっています。その数は東北でもトップクラス。
インプラント治療にご興味のある方はぜひ診療相談をお申込みください。
JR盛岡駅西口ロータリーすぐのマリオス15階にございますので、遠方からお越しの方もストレスなく通院できる立地です。

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