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ホワイトニングはいくらかかる?自費診療と保険の違いを解説

投稿日:2025年6月21日 更新日:

ホワイトニングはいくらかかる?自費診療と保険の違いを解説

 

マモインプラントクリニック マリオスです。
ホワイトニングは歯を白くトーンアップさせる施術で、かかる費用は方法ごとに大きく異なります。
オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、セルフホワイトニング、そして両方を組み合わせたデュアルホワイトニングなどがあり、それぞれに価格帯や特徴に違いがあります。
本稿では、ホワイトニングに必要な費用の目安や平均価格、健康保険が使えない理由、さらに施術以外で発生しうる費用まで詳しくまとめ、自分に最適なホワイトニング方法を選ぶヒントを提供します。

 

ホワイトニングの料金目安

ホワイトニングの相場は、選択する施術スタイルによって大幅に変わります。
一般的に、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングやホームホワイトニング、あるいは二つを組み合わせるデュアルホワイトニングは、セルフホワイトニングより高額になりやすい傾向です。
これは、歯科医院では高濃度の薬剤を扱え、専門家の管理下で安全かつ高い効果を期待できるためです。
セルフホワイトニングは手軽に始められる反面、得られる白さが限定されるケースが多いと言えます。
施術費用に加え、初診料やクリーニング代、メンテナンス費などの追加コストも視野に入れる必要があります。
最適な方法を選ぶ際は、料金だけでなく効果の持続性や通院の手間といった点も合わせて検討することが大切です。

 

タイプ別ホワイトニング費用

ホワイトニングの方法は複数あり、それぞれ費用も効果も異なります。
歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、その両方を活用するデュアルホワイトニング、そしてサロンや市販キットで行うセルフホワイトニングが代表的です。
方法ごとのメリット・デメリットと価格幅を理解し、予算やライフスタイル、期待する白さの度合いに合わせて選びましょう。
比較する際は施術料金だけでなく、回数や期間、維持費も含めた総コストを確認すると失敗が少なくなります。

 

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が行う方法です。
高濃度の薬剤と専用ライトを使用するため、短時間で大きな効果を得やすいのが特徴です。
一度の施術で変化を実感できることが多いですが、理想の白さを目指す場合は複数回通院が必要なこともあります。
費用の目安は1回あたり10,000〜70,000円ほどで、薬剤やシステム、照射範囲などによって価格が変動します。
事前にクリニックへ詳細を確認しておくと安心です。

 

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングでは、歯科医院で作製した専用マウスピースと処方薬剤を使い、自宅でケアを続けます。
薬剤濃度はオフィスより低いものの、毎日継続することで徐々に白くなり、色戻りが起きにくい点がメリットです。
相場はマウスピース作成込みで20,000〜50,000円程度。
薬剤の追加購入が必要で、1週間分でおよそ5,000円が目安です。
期間が長いほど追加薬剤費がかかる点を計算に入れておきましょう。

 

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングはサロンや市販キットを使い、医療資格のないスタッフや自身で行う方法です。
薬剤濃度が低いか、もしくは着色汚れを落とす成分が中心で、歯そのものを漂白する力は歯科医院の施術より弱めです。
費用はサロンで1回3,000〜5,000円程度、市販品なら数百円〜数千円と手ごろ。
始めやすい反面、白さの限界や持続力に注意が必要です。

 

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングはオフィスとホームの両方を組み合わせ、即効性と持続性を両立させる方法です。
まずオフィスホワイトニングでベースの白さを高め、その後ホームホワイトニングで維持・強化を行います。
二つの費用がかかるためもっとも高価になりやすく、費用目安は50,000〜100,000円ほど。
コストは高いものの、白さを長期間キープしたい人におすすめです。

 

保険適用の可否について

ホワイトニングは見た目を美しくする審美治療に分類されるため、健康保険は基本的に使えず自由診療になります。
保険は機能回復や病気治療を目的とした処置に適用されるため、審美目的のホワイトニングは対象外となるのが理由です。
そのため各歯科医院で料金設定が異なり、費用幅が生じます。
虫歯や歯周病など治療が必要な疾患は保険の対象になる場合もありますが、ホワイトニング自体は自己負担となる点を覚えておきましょう。

 

ホワイトニング以外の付帯費用

ホワイトニングを始める際には、施術費以外に発生しうるコストも把握しておくと安心です。
例として、事前検査やクリーニング、虫歯・歯周病治療、ホームホワイトニング薬剤の追加購入、白さを保つためのメンテナンス費などがあります。
こうした費用を合算して総予算を組むことで、後からの出費を抑えられます。

 

初診料と治療費

施術前の診察では、口腔内チェックやレントゲン撮影が行われ、診察料・検査料が発生する場合があります。
問題が見つかった場合は、ホワイトニングより先に虫歯・歯周病の治療が必要です。
軽度の治療では数千円、重度の場合はそれ以上かかる可能性もあります。
これらの治療費はホワイトニング料金には含まれないため、別途予算を確保しておきましょう。

 

歯面クリーニング

ホワイトニング効果を高めるには、表面の歯石や着色を取り除くクリーニングが推奨されます。
クリーニング費用がプランに含まれる場合もあれば、別料金になることも。
保険が適用されるクリーニングは歯周病治療目的で、審美目的のクリーニングは自費扱いとなるケースが多いです。
自費の場合、費用はおおむね5,000〜10,000円程度です。

 

コーティング費

ホワイトニング直後の歯は着色しやすくなるため、表面にコーティング材を塗布して色戻りを防ぐ処置が行われることがあります。
この費用が込みか追加かは医院ごとに異なるため、事前確認がおすすめです。
コーティングはステインを付きにくくし、白さを持続させるサポート役となります。

 

メンテナンスコスト

時間が経つと少しずつ色戻りするため、定期的なメンテナンスが必要です。
ホームホワイトニング用薬剤を買い足したり、クリニックでタッチアップを受けたりします。
頻度や方法によって差はありますが、年間で数万円程度かかるのが一般的です。
継続ケアを行うことで、ホワイトニング効果を長く楽しめます。

 

自分に合った施術の選び方

ベストなホワイトニングを選ぶには、期間・目標の白さ・費用の3点を明確にしましょう。
短期間で一気に白くしたいならオフィスホワイトニング、自宅でマイペースに進めるならホームホワイトニング、高い効果と持続性を求めるならデュアルホワイトニング、予算重視ならセルフホワイトニングが候補となります。
また、総費用を計算する際は診察料やクリーニング代、維持費も含めて比較検討するのがポイントです。
薬剤による刺激が気になる人は、濃度の低い薬剤や低刺激処方を選ぶと良いでしょう。
これらを踏まえて最適な方法を選択することが、後悔のないホワイトニングにつながります。

 

白さをキープするコツ

ホワイトニング後の白さを長持ちさせるには、日常のケアが欠かせません。
コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなど着色しやすい飲食物は控えめにし、摂取後は早めに歯を磨くか水で口をすすぎましょう。
喫煙は着色の大きな要因になるため、禁煙も有効です。
着色防止歯磨き粉の活用や、定期的な歯科クリーニングも白さ維持に役立ちます。
ホームホワイトニングを続ける場合は、薬剤を定期補充して継続すると効果を保ちやすくなります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

高橋 衛 | Takahashi mamoru
岩手医科大学歯学部卒業後、岩手医科大学歯学部口腔外科第二講座入局し、
医療法人 高橋衛歯科医院設立 理事長就任、MAMO IMPLANT CLINIC MALIOS 開設

 

【所属】
日本歯科医師会
岩手県歯科医師会
盛岡市歯科医師会
歯科医師臨床研修指導歯科医
岩手県保険医協会
日本口腔外科学会
日本口腔インプラント学会
EUROPEAN ASSOCIATION FOR OSSEOINTEGRATION
AMERICAN ACADEMY PERIODONTOLOGY
岩手医科大学歯学会
デンタルコンセプト21  会員
日本歯科東洋医学会
JIADS Club  会員
P.G.I Club 会員
スピード矯正研究会  会員
床矯正研究会 会員
近代口腔科学研究会 会員


【略歴】
岩手医科大学歯学部 卒業
岩手医科大学歯学部口腔外科第二講座 入局
「高橋衛歯科医院」 開業
「MAMO IMPLANT CLINIC MALIOS」 開業

 

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